HONDA CBX750F(RC17)
国内では非常に珍しい「HONDA CBX750F(型式RC17)」の専門店です。
オーナー自らが好きすぎて専門的に集めてみました。
生産から約40年経つCBX750Fは、低走行車であっても経年劣化により各部シール類 ベアリングなどが劣化しています。
当店で販売している「HONDA CBX750F」は出来る限り新品パーツを使い、新車の時と変わらないコンディションの車両です。
CBX750F レストアレーション
「HONDA CBX750F」を快適に維持する為には、知っておかないといけない事項が何点かございます。
最大の弱点は「ジェネレーターチェーンテンショナー」と言うエンジン内部の部品が壊れすい事。
エンジン始動始動時に「ガラガラ」や「カラカラ」といった異音が発生し、少し回転を上げると異音が収まる傾向があります。
この場合の多くはジェネレーションチェーンテンショナーの破損によるものです。
「ジェネレーションチェーン」とは、エンジンのクランクシャフトとジェネレーター(発電機)及びセルモーターを繋ぐチェーンで、万一切れてしまった場合は、セルモーターが空回りし始動出来なくなったり、発電しなくなります。「ジェネレーションチェーンテンショナー」はこのチェーンの弛みを取るための部品で、破損するとチェーンが弛みチェーン切れを起こします。
又、破損したテンショナーの一部がミッションなどに噛み込み、ミッションブローなど甚大な被害になる恐れもありますので、早目の対策が必要です。
当店では対策としてCBX750Fの後継車種で同じエンジンを搭載する「CB750(RC42)」の「ジェネレーターチェーンテンショナー」を移植する事で対策しています。
この「ジェネレーションチェーンテンショナー」の交換は車載上では交換ができません。エンジンを車体から降ろし、クランクケースを分解する必要があります。
生産から40年近く経過していますので、廃番になっている部品も多く存在しますが、当店では豊富な知識を活かし他車種部品の流用などを行いコンディション維持に努めています。